社会の”搾取”から身を守れ!金利の基準を活かす方法

皆さんこんにちは!
前回は”利率に慣れよう!”ということで、
僕が基準にしているオススメの『%』3選を記述しました。

 

①ノーリスクで増やすには『0.2%』が限界

②正義とは『0.0968%』

③適正リスクで『平均5%以上』王道の投資法

 

この3つの基準を生活に落とし込むだけで、
社会に存在する”搾取”から身を守れる可能性がグンッと上がると思います。

今までは”%”についてチンプンカンプンだったっていう方でも、
これらの基準が自分の中にあるのと、無いのとではまっっったく、
天と地ほど違いますので、ぜひ参考にしてほしいと思います。

”絶対”なんてものは無い!ノーリスクの本意

「必ず〇〇〇万円は儲かりますよ」
なんて言われたら思い出してください!
そんな上手い話があるわけがありません。
ノーリスクで増やすことができるのは?
…『0.2%』が上限でしたね!

いつだって「必ず」とか「絶対」なんて言葉はありません。
リスクを取らなければそれ以上にお金は増えることはありません!

あおぞら銀行の預金金利が日本で最高の『年利0.2%』
ということはこのブログで何度もお伝えしてきました。

銀行にお金を100万円預けてたら、知らないうちに80万円に減ってました。
なんてことありませんよね?必ず預けた元本の100万円は戻ってくることが約束されていて、そこに限りなく存在感の無い文字で・・・「1円」
っと通帳に気付かないうちに記されているのが現在の金利ですが(笑)
まあ、銀行に預けていてお金が減っていた!なんてことはありえません。

こういった元本が約束されている”投資”のことをノーリスクと言います。

あえて”投資”という言い方をしたのは、
銀行預金も、微々たるものではありますが「金利」の力が働くうえ、
実は銀行側は、みんなからの預金を集めて資産運用、つまり投資をしているらしいですね。要するに、直接的にも間接的にもみんな知らないうちに投資をはじめていたんです。

話は逸れましたが、この”ノーリスク”の銀行預金にも一応リスクは存在します。

①銀行の倒産リスク  ②インフレリスク

銀行に預けたお金は、たとえその銀行が倒産したとしても、
2000万円までは返ってくることが法律で保証されています。
ですが、2000万円を超えた部分は倒産した銀行と一緒に無くなってしまいます。
この倒産リスクを避けるため、お金持ちになれば(笑)
複数社の銀行に預けるなどリスクを分散させておくといった、
対応策も考える必要があります。
(まあ、僕みたいなクソ庶民には関係の無い話ですが。今のところは!)

そして、インフレリスク。
インフレとは『物の価値が上がって、お金の価値が下がること』

徳川綱吉って方をご存じですか?生類憐みの令でおなじみのあの人です。
この人が、小判の1枚あたりの金の含有量を減らして大量にお金を作っちゃいましたよね?
リンゴ1個を小判1枚で買えてたのに、小判2枚も必要になっちゃいました。
みたいな事態に社会が陥ってしまうのがインフレです。

大金を現金のまま預金口座に入れておいた状態で
世の中がインフレになってしまうと、
通帳に記載された”数字”としてのお金は変わらないのですが、
社会に存在する”モノ”の価値は上がってしまっていますから、
預金当初と同じ金額で、同じモノを買うことはできません。

よって、モノの価値と比較すると、
実質的にお金が目減りしたのと同じことが起こってしまいます。

以上のことを加味したうえで、
”ノーリスク”で増やせるお金の増加率は『0.2%』
という基準を覚えておきましょう!

これを超えるノーリスクを謳うお金儲けの話は、
全部”詐欺”と疑ってかかってちょうどいいと思います。

”手数料”を名乗らないビジネス

「銀行口座にお金を入れておいても今はお金って増えませんよね?弊社の貯蓄型保険に加入しておけば、10年後には、なんと、ちょっとだけお金が増えて返ってくるんです!」

こんな保険の営業を受けたことないですか?

金融リテラシーが高くなれば高くなるにつれて、
このビジネスモデルほど巧妙なぼったくりは無いな!って感じです。

”貯金” ”保険” ”投資”
の3つの要素をごちゃ混ぜにしたうえに
「掛け捨てじゃない!」的なセルフィーユのような謳い文句を添えて、
『貯蓄型保険』なんて如何にも美味しそうなデザートの商品名的な
一見、消費者には美味しいところしか無さそうなぼったくり金融商品。

そう!これ、どこにも”投資”要素がお名前に入ってないんですけど、
れっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっきとした
金融商品であって、”投資”なんです。

10年後にはわずかながら増えてるんでしょ?
それだけで立派な中長期に渡る資産運用ですよ!!

ところがこの商品、最初の8年くらいまではずっっっっっと
マイナスで運用されてませんか?そんな説明されませんでした?

「10年後には銀行預金よりも多く、お金が増えて返ってくるんです!
…ですが・・・
最初の数年間はマイナスが出てしまうので解約すると勿体ない!!
だからしっかり10年間は継続したほうがお得ですよ!」

なんて説明・・・・・・・受けましたよね?

”少額ずつ大勢から集めて、1つの大きな資金を作る”

…このビジネスモデル、どこかで見たことありませんか?
そう!投資信託がこのやり方でお金を集めてましたよね!!

つまり、『貯蓄型保険』と名前を変えて
保険屋さんが投資信託という金融商品を売っているわけなんです。

皆さんから少しずつ集めたお金は、
大型の軍資金となって保険屋さんのビジネスに活用されます。
それこそ株式など金融商品に替えて運用されていればまだマシですが、
保険屋さんの人件費、宣伝・広告費、中間手数料etc…
これらを賄うための資金として利用されていきます。

そして10年という時を経て、彼らのビジネスや資産運用によって
得られた利益とで帳尻を合わせて、9年目くらいにようやくプラスが出るようになっています。

もし、これを本当に投資信託と呼んでいいのであれば、
買った瞬間にドッカーーーンと大きな損をして
死ぬほど高い信託報酬を払いながら
めちゃくちゃに低い利回りで資産運用しているようなもんですね。

”投資”としてだったら、
こんなパフォーマンスの悪い商品が成り立つわけがないのですが、
”貯蓄”として売りだしているから、
金融リテラシーの低い人には絶品のデザートに見えてしまうわけです。

さて、皆さん、ここで思い出してください!

我らの味方

『正義の手数料』 と 『王道の投資法』

eMAXIS SLIM シリーズのインデックスの投資信託さえ知っておけば、
こんなぼったくり商品に惑わされることなんて無くなるはずです!

正義の味方の手数料レベルに比べたら、
貯蓄型保険の信託報酬が一体何パーセントで、
手数料が何十パーセントか分かったもんじゃありません。

まして、10年以上の時間が設けられるのであれば、
それは立派な長期投資であって、かなり高い確率で、
高いパフォーマンスの安定した利回りを得ることができるでしょう。

これを、伝家の宝刀、『ドルコスト平均法』といいます。
2回目の登場ですね^^

 

さて、お伝えしてきたように、
基準さえあれば身の回りの”搾取”や”詐欺”から
自分の身を守ることができるようになります!

完璧ではなくても、僕のような(TT)笑
イージーなミスを防ぐだけでも圧倒的に将来の生活は楽になります!

そして、こういったまめ知識をきっかけに資産運用に興味を持ってもらえると、
「絶対に!」人生が豊になっていくと思います!

投資の世界に「絶対」は無いと散々言ってきましたが(笑)
”資産運用”を『する』か『しないか』で人生は大きく左右します。
これだけは「絶対」と断言できます!!

判断材料は1つでも多いほうが選択肢も選びやすいですよね?^^

1度きりの人生

1つでも多くのイージーミスを減らして

より豊かな楽しい人生を築いていきましょう!!

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